≪ 葡萄 ≫

 長野県は降水量が少なく昼夜の温度差が大きいため、ぶどうの栽培には最高の立地条件です。東信濃では東部町での生産が盛んです。

 全国一の生産を誇る「巨峰」をはじめ「デラウェア」「ルビーオクヤマ」「ナイアガラ」やワイン原料の「竜眼」「シャルドネ」などバラエティーに富んだ生産がされています。

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写真  昭和25年に山形県から苗木が導入され栽培が始まった「巨峰」は、その後品種改良が行われ、昭和40年代から基幹品種として生産が行われています。現在では全国の生産量の35%を長野県産が占めています。
 
 「巨峰」の出荷は、ハウス栽培の巨峰が4月から8月頃までと11月下旬から12月まで、露地栽培の巨峰は9月から11月にかけて生産されているので、長期間にわたって巨峰を楽しむことが出来ます。

 出荷量が増えるのは9月中旬から10月中旬にかけてです。

欧州系ブドウ (ヨーロピアン・グレープ)
ルビーオクヤマ
ルビーオクヤマ
 ヨーロッパの長い歴史の中で選び抜かれた品種を、長野県でハウス栽培しています。宝石のような光沢と気品高い味と香りを持ち、贈答用にも適しています。
 赤系の品種としてはルビーオクヤマ、また白系の品種ではロザリオビアンコを生産しています。
ロザリオビアンコ
ロザリオビアンコ

:ブドウの果面が白くなっているのは消毒の跡ですか?
:消毒の跡ではありません。ブルーム(果粉)といって、果実自身が作りだしたロウ物質です。雨露をはじき病気を予防したり、水分の蒸発を防ぎ新鮮さを保つ働きがあります。自然に出来たものですから、食べても体に害はありません。
:種なしブドウは薬品処理をしてあると聞きますが、危険性は?
:開花の前後に房をジベレリンを言う薬剤に浸すと種なしブドウが出来ます。このジベレリンとは、植物自身が作り出す植物ホルモンですから、安全であり危険性はありません。
 種なしにすると本来の味が落ちてしまうので、長野県の巨峰は、種なしにしていません。
:ブドウのおいしい食べ方は?
:皮をむいて種を出してしまうと、せっかくの香りや、一番美味しい果汁が流れてしまいます。大粒のブドウでも、丸ごと口に入れ、中身を皮から押し出し、舌触りと甘美な果汁を味わうのが美味しい食べ方です。
 種を飲み込むと盲腸になるというのは迷信で、産地では種の入ったまま果肉を飲み込んでしまいます。また欧州系ブドウは、皮が薄いので皮ごと食べることが出来ます。

写真(一部を除く)・資料提供
JA全農長野 ( http://www.nkeizairen.or.jp/)
 
 
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