七夕人形には次の4種類がございます


(1)着物かけ形式 | (2) 紙びな形式 | (3)人がた形式  | (4)流しびな形式 

(1)着物かけ形式 
子供の着物をお貸せします。
すると七夕さまが、もっと良
いものを持ってきて下さる。
そしてお貸しする為に一生懸
命に着物を縫うとお裁縫が上
達する。着物の襟数が増す。
幸運に恵まれる。等のいわれ
がございます。

(1)着物かけ形式 | (2) 紙びな形式 | (3)人がた形式  | (4)流しびな形式 

(2)紙びな形式 
古いものほど、小型で江戸時
時代から明治中期きかけてし
ようされたものは、長さ三十
五〜四十五センチ位のものが
多く、最小のものは二十五セ
ンチ。その多くは顔は木版刷
りで衣装は紙製である。

(1)着物かけ形式 | (2) 紙びな形式 | (3)人がた形式  | (4)流しびな形式 

(3)人がた形式 
毎年、大はらいの人がたと同じ
形の人がたの紙を一枚切り、こ
れを一年に一枚ずつていねいに
張り重ねて長く保存する形式の
もの。紙は五色の色紙を用い「
昨年は赤、今年は青」という具
合に張ったもの。なお、男女一
対で頭部及び胴部は板製でこれ
を台木としている。中には男に
角材を用いているものもある。
はらえ(い)の意味をこの紙を
張り合わせる習俗にみることが
できるといわれる。

(1)着物かけ形式 | (2) 紙びな形式 | (3)人がた形式  | (4)流しびな形式 
(4)流しびな形式 
これは、一年限りで河川の流れ
にたくして送ってしまうもの。
三月上己の節供(句)のひな祭
りも、もとは人々が身のけがれ
を人がたにたくしてはらう行事
であって、今日なお、鳥取、和
歌山、徳島などの各県に流しび
なの習俗がみられる。七夕人形
のこの種の形式のものも、さか
のぼればその源泉は全く同じ意
義に発するといえる。

参考資料:信州の民俗コレクション(七夕人形コレクション)  田中 磐 著より

写真提供 


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