松本地方の七夕の特色として七夕人形があります。


松本平に古くから伝わっている独特の七夕人形の起源は、江戸中期以前からといわれ、
松本市の日本民俗資料館所蔵の七夕人形は、国の重要民俗資料に指定されている程で、
七夕行事の移り変わりを究明する上でも大切なものとなっております。

松本では一と月遅れですから八月六日に七夕人形に厄を託し、
それをなるべく風の通る軒下に吊して飾り、
風で厄を吹きはらってもらう厄落し(厄ばらい)として使われます。

そして「ほうとう」(巾広のうどんに、あんこや、きな粉をまぶしつけたもの)や、
果物、野菜の初ものを供える風習は、松本地方に今でも残っている七夕祭りの、
たのしい伝統行事でもございます。

参考資料:信州の民俗コレクション(七夕人形コレクション)  田中 磐 著より

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