【曲物の由来】
  
  
曲物とは「ヒノキ」や「スキ」の薄板を、特殊な技法で円形・だ円形などに曲げて底をつけた容器の総称です。
 曲物が使われ始めたのはかなり古いようです。平城宮跡の井戸の中から、曲物の水杓や水桶が出土していることからもすでに奈良時代、日常生活に用いられていたことが証明されています。
 陶器が普及した江戸時代以降も庶民に親しまれ、プラスチックが出まわっている現在もなおその長所が再認識されております。
 曲物をつくる職人を曲師とか桧物師と呼びます。曲物の生命は言うまでもなく、手造りの味です。
製品には、師の汗と愛情がこもっております。
曲物には、良質のヒノキが最上とされ、そのほとんどが、御岳山麓で育った、樹齢三百年以上のヒノキが使用されています。