材料
昔は、木曽路の山は天領と言い幕府直轄の山だった。
材料とした桧は、御領木の大木を切りだし行っていた。
現在では、今の生産共同組合の人たちの祖父母の時代に行った植林木の樹齢70〜80年たった物を使用している。
           
作成工程(ヒデのできるまで)
コンパスで丸く削った桧
桧を中心からコンパスをかけて丸いきとする。
それを機械にかけて厚さ0.3mm程度の薄い木の板とする。
梅雨時などに湿っている場合カビなどの原因となるため干して乾燥させてから「ひで」にする
桧を薄く削る為の機械 薄く削った桧 湿けっている桧を乾かしている所
                    
ひで作成用の機械
薄い板を裁断し「ひで(ひのきを薄く削って細長い短冊状にしたもの)」をつくる。
現在は,ここまでの工程を機械を使用していますが
昔は,ひとつひとつ手作業でおこなっていました。
ひで作成工程 ひで作成工程 ひでを束ねているところ
昔のひで作成技法
左の写真は,当時の「ひで」の製造風景です。
                    
桧笠を編む(伝統技法による手づくりです)
                     
一 輪竹・さし竹
輪竹・さし竹作り
桧笠は、ひでを編んだでけでは弱いため、ふちに輪竹をつけ、さし竹をすることによって強靭さを生み出しています
                
二 つじ立て
ひでを井桁に組んでから円錐形に整えるまでの工程を"つじ立て"といい、ひでの柔軟性がよく生かされています。
つじ立て
               
三 やまぶし
やまぶし
つじ立てで円錐形になったものを、さらに全体が丸い形になるまで短かめのひでを用いて編み進めていく工程を"やまぶし"といいます。
                
四 たち切り
編み上がった笠に、輪竹をひでで編み込むようにして止め、寸法棒に合わせて余分なひでは"たち切り包丁"で切り落として縁を整えます。
たち切り
               
五 ふちつけ
ふちつけ
ふちつけ用に、別に組んである縁(ふち)で、輪竹を包み込みながら木綿糸で縫いつけて、笠のふちを作っていきます。
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