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蘭桧笠は、寛文二年(1662)に飛騨の落辺からきた人によって技法が伝えられたといわれております。
当時笠の需要が多く、生産量が急激に増加し、山が多くて耕地の少ない蘭の主要産業になりました。
元禄三年(1690)頃は、十数万蓋(枚)生産され蘭が栄えました。
享保十三年(1728)に桧笠の生産が、年十万枚に制限されました。蘭村では生産期間を定め村民に生産数を割り当てて調整をしました。
明治七年(1874)に木曽五木の使用と、生産の制限がとけると最盛時には百万枚近くの笠が作られました。
戦後生活様式が変化しましたので需要は減りましたが、伝統技術による手づくりの良さが見なおされ妻籠宿・馬籠宿の観光客や、御嶽山の登山客を中心に、実用笠や飾り笠として根強い人気を保っております。
最近では、笠つくりの技法を生かして、健康靴中敷・桧バイザー・等の新製品もつくっております。
桧笠は、昭和五十七年十月二十一日に、長野県伝統的工芸品に指定されました。 |
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