[高源院沿革]
寺伝によると高源院の前身は萬用山慈専院と称し、永仁3年(1295年)尾崎城主泉弥次郎源朝衡の開基にして、権少僧都慶学法印開山の真言密院であったが、応永7年(1400年)尾崎城主泉左近大夫重歳が開基となり、同族出の通巌正禅師(祥とも)─米沢市・東源寺三世─を請して開山とし曹洞宗に改め、三嶋山興源院と称したが、後更に大永5年(1525年)興を高と改め三嶋山高源院とした。
 本堂建立・享保4年(1719年)
 山門建立・天保元年(1830年)
 庫裡建立・明治16年(1883年)

「あじさい寺」の愛称で親しまれている飯山市戸狩の高源院は、梅雨を彩る青や白、紫のアジサイで埋め尽くされ大いに見ごたえがあります。
山門から本堂へと続くこけむした石段の両脇に、約600株・10,000本が参拝客を歓迎するように咲き誇ります。
戸狩温泉スキー場パノラマゲレンデに隣接する同院は、普段は落ち着いた雰囲気の山寺ですが、毎年6月末から1ヶ月ほどの間、青を中心に白や紫などのアジサイが境内を華やかに彩り、訪れた人々に安らぎを与えるとともに、寺院と調和した情景は、詩情の心を訴えています。
杉並木の中にびっしり植えられたアジサイは、現住職の母(27世純應孝一大和尚の妻)が20数年前から植え始めたものが近年見事に花開き、平成9年度の「いいやま景観賞」を受賞し、すっかり「あじさい寺」として定着しました。
事前に連絡をすれば、「夜間のライトアップ」にも応じており、市内外から訪れる写真愛好家らの絶好のモチーフにもなっております。
室町時代に開かれた同院は、開創600年記念と参拝記念にとアジサイの絵柄をかたどったピンバッジも作りました。また、アジサイの花をかたどったお菓子(金平糖)も作りましたので、訪問の記念にお試しあれ!!